心温まる感動話&怖~い話…
クリスマス、じ~んと感動する出来事があった。
仕事からヨレヨレになって帰宅した私に、娘が「ママにプレゼントが届いたよ♪」と言って、小さな袋を差し出した。 中に入っているのは、お菓子とお餅。そういえばクリスマスイブの日、学童保育所で餅つきがあったっけ。お餅は、そのときついたものらしい。
娘いわく、「ピンポ~ンて鳴ったから、お客さんかと思ってドアを開けたら、誰もいなかったの。そして、ドアの前にプレゼントがあったの。きっとサンタさんが来たんだよ。」
袋には、こんな手紙が添えられていた。
うるうるる… 仕事が忙しくお留守番ばかりさせてる悪いママに、サンタさんが来るなんてっ!ケーキを食べた上に愛情たっぷりのお餅も食べて、お腹も満腹、心も満足でした♪
…さて、心温まるお話とはうってかわって、背筋の凍るお話をひとつ。
それは、クリスマスイルミネーションを見に行ったときのこと。期間中は駐車料金サービスということで、今まで一度も使ったことのない公園の地下駐車場に車を駐めた。 蛍光灯の青白い光に照らされた地下駐車場は、人っ子一人見当たらず、し~んと静まりかえっている。
ところが、車から降りたとたんに、男の子の泣き叫ぶ声が聞こえてきた! 駐車した車の中に子供が置き去りにされてるのか?しかし、周囲の車をのぞき込んでも子供の姿はない。しかもその声は、頭上から聞こえてくる。激しく泣きじゃくりながら叫ぶ声の端々に、「助けて」という言葉が聞き取れる。他の言葉も、耳をすませて聞けば聞き取れそうだった。
でも、「超能力者?」といわれることもあるほど鋭い私のカンが、「聞いてはいけない!」と直感していて、心理的に耳をふさいでいる感じ。
それでも現実的な私は、もしかして地上で子供がケガでもしているのかもと思い、急いで駐車場の階段を駆け上がった。 外は、し~んとした地下とは一変して、車の走る音やイルミネーション見物に訪れた人々の声で賑わっている。ごく平和な雰囲気で、泣いている子もいなければ、何かトラブルがあった形跡もない。
そういえば、こんなに賑やかな車や人のはしゃぎ声は、地下駐車場には一切聞こえてこなかった。なのに、あの男の子の泣き声だけが、なぜあんなにはっきりと…?まるで地上からではなく、地上と地下の間、つまり地中から聞こえてくるかのように…。ぞ~っ! ちなみに一緒にいた息子は、言葉は聞き取れなかったが男の子の泣き声ははっきり聞こえたそうだ。娘には何も聞こえなかった。
あの泣き声、いまだに謎だわ…。
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